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ギャラリーとコミュニティー
仏像彫刻ワールド
東京 彫刻教室
東京千葉の各教室6校のご案内。「無心に彫る」ということは、心身を若返らせ、心にさとりを、人生に希望を与えてくれます。当彫刻は最も大切な基礎(小刀の使い方)に始まり、仏足、仏手、お顔、仏頭、全身像という具合に進みます。観音、如来不動像など短期間に彫れようになります。
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仏像の極彩色仕上げ
木曽檜材は彫刻後の収縮が少なく極彩色仏像彫刻に最適
当仏所は彫刻、極彩色とも一貫制作のため後世に残る芸術性に優れた作品制作が可能です。絵の具は伝統的岩絵の具を使用していますので数百年変色もなく、木地を保護します。 |
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七面天女極彩色像展へ
極彩色工程
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木地は木曽檜材で寄木造りです。七面天女像や鬼子母神像などは極彩色仕上げにして女神らしく華やかに仕上げることが多いです。私は仏師の修業時代、奈良、平安時代の極彩色様式の大家について極彩色の修行をしましたから、極彩色方法はその時代のやり方と同じです。下地の白の出し方がポイントとなります。そのうえに下地色を塗り、それから最後の色を塗る何工程もの作業です。
極彩色の一番良い点は岩絵の具特有の美しさにあります。最近は人造の岩絵の具も市販されていますが、やはり、天然の岩絵の具には及びません。日本の国にしかない伝統芸術ですから、もっとこの分野が注目を集めて欲しいと考えます。聞いた話では外国で彫刻して彩色は日本でする業者がいるとか。
今、仏像ブームと言われていますが、博物館やお寺で見られる国宝、重要文化財などの木彫仏像は、殆どが金箔仕上げか極彩色仕上げの美しい仏像だったものです。だからこそ、千年も経っているのに腐らず彫刻が見られるのです。一度、極彩色仕上げを施しますと、よほど湿気のある場所に置かない限り三百年間は絵の具が剥落せず木を保護してくれます。 |
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