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仏像の知識 仏像伝来と歴史
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仏像とは、意味
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仏像の種類

百済観音像 仏師 瑞亀作
                   

日本に初めてもたらされた仏像は百済から金銅の釈迦像

 インドで起こった仏教は広くアジアにひろまり、北へ伝わったのを北伝仏教、南へ伝わったのを南伝仏教という。東南アジアなど南へ伝わったのは初期仏教で仏像は釈迦像が主体である。北へ伝わったのは大乗仏教でその思想から様々な仏像を生み出した。
 3世紀頃にインドから中国へ仏典や仏像が伝わり、4世紀には朝鮮の高句麗に伝わり百済、新羅にも伝えられた。
 日本へは、「日本書紀」に欽明天皇十三年(552)に百済の聖明王から金銅の釈迦像が贈られたと記され、敏達天皇十三年(584)には百済から弥勒菩薩像の石像が贈られた。
 日本での仏像の歴史は、はじめのうちは朝鮮半島からやって来た止利仏師によって仏像が作られた。現存する最古の仏像の一つ、奈良 飛鳥寺の釈迦如来像は止利仏師の作と伝えられている。初期の仏像は百済観音や救世観音のように八頭身の背が高い仏像が中心であったが、 奈良時代になって日本人も東大寺毘盧舎那仏、薬師寺薬師三尊像、興福寺阿修羅像など大きな仏像を作るようになった。
 平安時代になると、最澄、空海が出て密教を広め大阪観心寺 如意観音像、神護寺五大虚空蔵菩薩像など密教系の仏像など全国各地で仏像が造られるようなった。また平安時代後期には浄土信仰が広がって平等院鳳凰堂阿弥陀如来像などの阿弥陀如来像が多く作られた。
 鎌倉時代にいると大仏師、運慶、快慶が出て写実的で力強い東大寺金剛力士像、円成寺大日如来像などの仏像を産んだ。

仏像の一口知識4


帝釈天
「ふうてんの寅さん」でお馴染みの帝釈天は、古代インドの神話、リグヴェーダでは最強の神で、二頭立ての馬車や象に乗り金剛杵をとって、阿修羅と闘う戦闘好きで酒好き淫乱な人間味のある神とされた。
鬼子母神
初めハーリティ(訶梨帝母)といい、他人の子供を奪って食べてしまう鬼神でしたが、お釈迦さまが彼女が一番可愛がっている末子を隠して、子を失う母の悲しみを諭しました。これより、鬼子母神(訶梨帝母)は仏教に帰依して、子供の守り神となった。
癒しの仏像 こちらの作品群はお仏壇はもちろん、気軽にリビングルームや寝室に置いて、鑑賞と癒し、信仰が出来ますよう現代風にアレンジした瑞雲作オリジナルかわいい微笑仏立像集です。また、美術コレクションとしても注目度が高い創作芸術で、思わず微笑がこぼれるような愛らしさがあるお顔に自然と心が和み、殺伐とした現代にふさわしい癒し効果抜群の作品です。
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