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釈迦如来像 瑞雲作 |
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仏像ブーム |
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今、仏像ブームと言われており、美術展の盛況ぶり、奈良や京都などへの寺院巡りや秘仏の拝観など大変な人気です。これは混迷する現代にあって仏の像に心の安らぎを求める人が多いことを如実に表しています。 心の安らぎを仏の像に感じるのは、観る人に仏心があるからで、像に宿る造仏した作者の仏心、さらには像そのものの持っている仏心が仏の大慈悲という心で感応し合っているからです。 仏像の原点は釈迦(紀元前560年生誕 宇井 伯寿氏説、紀元前483年生誕 中村 元氏説)であり、仏の大慈悲は釈迦滅後2500年経った今でも、現代の人々に仏像という形を借りてふりそそいでいるということです。 ここに、閲覧者が美術展などで、ただ漠然と鑑賞するのではなく、ある程度の知識を持って鑑賞し十二分に、その魅力を楽しむことが出来ますように写真画像を多く使用して、理解しやすい基本知識ページを作りました。それぞれのページから事典(リスト含む)の約200作品ページにリンクしていますので、仏像鑑賞と理解の一助にしていただければ幸甚です。 仏師 松田 瑞雲 平成21年6月25日 |
参考文献 |
仏像の一口知識1 |
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七福神 「仁王経」の七難七福という言葉が語源とされ、経典の「七難即滅 七福即生」とは日月の難、星宿の難、火災の難、水害の難、風害の難、干ばつの難、戦乱盗賊の難の七難がたちどころに消え七福が生ずるということである。 七福とは定かでないが、江戸時代初期、上野寛永寺の開祖である天海僧正は徳川家康に 寿命 寿老人 有福 大黒天 人望 恵比寿天 清廉 布袋和尚 威光 毘沙門天 愛嬌 弁財天弁才天 大量 福禄寿 の七つの福徳が必要であると説いたので、家康は人心を鎮める方策として七福神信仰を採用したとされる。 江戸時代中期頃になると江戸中に七福神を祀る神社仏閣が建てられるようになり、江戸時代末期頃には全国に広がって、正月の松の内に巡拝する七福神巡りなど盛んに信仰されるようになった。 |
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こちらの作品群はお仏壇はもちろん、気軽にリビングルームや寝室に置いて、鑑賞と癒し、信仰が出来ますよう現代風にアレンジした瑞雲作オリジナルかわいい微笑仏立像集です。また、美術コレクションとしても注目度が高い創作芸術で、思わず微笑がこぼれるような愛らしさがあるお顔に自然と心が和み、殺伐とした現代にふさわしい癒し効果抜群の作品です。 | |
かわいいけれど霊気の強い、仏師 瑞雲のオリジナル微笑仏坐像集です。 |
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