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仏像の種類・明王
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目次
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仏像伝来と歴史
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仏像の種類

不動明王像 瑞雲作
                   

仏像の種類、明王とは明呪(真言)を身につけた王

 明王はインド、ヒンズー教の神々だったが密教に取り入れられた。密教では真言という呪文を重要とし これを明呪(みょうじゅ 真言のこと)というが、明王はこの明呪に精通し伝えることから明呪の王、略して明王という。梵語でビドヤーラージャで持明者の王(明呪を身につけた王の意味)。

 密教では仏、菩薩、明王はすべて大日如来の化身であると説き、その現れ方に
自性輪身(じしょうりんじん)如来の姿
正法輪身(しょうぼうりんじん)菩薩の姿
教令輪身(きょうれいりんじん)明王の姿
があり、教令輪身とは大日如来の命令に従い任務を実行する明王のことである。

 お姿は大日如来の化身であり恐ろしい忿怒形(ふんぬぎょう)で仏に従わない者を威圧調伏する。手に様々な武器を持ち、菩薩が身につけるようらくの代わりに蛇や髑髏を付ける明王もある。背中には火焔を背負う。京都東寺講堂では不動明王が中心的存在で五大明王を配置し信仰された。単独で祀られる明王に、愛染明王太元帥明王孔雀明王 烏枢沙摩明王どが良く知られる。
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仏像の一口知識7

阿弥陀如来
西方極楽浄土の主である阿弥陀如来さまは、アミタ(無量)アミターユス(無量寿如来)、アミターバ(無量光如来)と訳し、阿弥陀とは「計り知れない」という意味で極楽浄土に導いてくださる仏様。
弁財天弁才天
弁才天は梵語でサラバティーといい、古代インドにあった聖なる河を神格化した女神で川の流れが音楽と結びつき音楽の神となり、音楽は弁舌や学問に通じ弁舌の神、学問の神、さらに豊穣、財宝、子授けの神ともなった。江戸時代に福の神として盛んに信仰されたので「弁財天」と俗字で呼ぶようになった。
癒しの仏像 こちらの作品群はお仏壇はもちろん、気軽にリビングルームや寝室に置いて、鑑賞と癒し、信仰が出来ますよう現代風にアレンジした瑞雲作オリジナルかわいい微笑仏立像集です。また、美術コレクションとしても注目度が高い創作芸術で、思わず微笑がこぼれるような愛らしさがあるお顔に自然と心が和み、殺伐とした現代にふさわしい癒し効果抜群の作品です。
かわいい仏像   かわいいけれど霊気の強い、仏師 瑞雲のオリジナル微笑仏坐像集です。
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