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仏像の種類・天部
写真画像で学ぶ

目次
仏像の知識TOP
仏像とは、意味
仏像誕生
仏像伝来と歴史
種類・如来
種類・菩薩
種類・明王
種類・天部
姿勢
持物
装身具と衣
三十二相
髪型
台座
光背
仏像の種類
鬼子母神像
鬼子母神像 瑞雲作
                   

仏像の種類、天部とは天上界に住む神々のこと

 天部は梵語でデーバ、天のことで天界の意味がある。仏教では天上界に住む神を天といいます。インド古来からの神々が仏教に取り入れられ仏教の守護神となった。また、人々に現世利益を与える神として信仰されている。

四天王、梵天帝釈天など甲冑に身を固めた武人像、吉祥天弁才天などの天女像、鬼子母神荼吉尼天などの鬼神像に分けられる。その他大黒天韋駄天摩利支天仁王(金剛力士)十二神将技芸天、二十八部衆なども天部に入る。
 これらの神々は仏教的な姿に調整され、またはそのままの形で仏教に取り入れられたので仏教の姿とはかなり異質のものが多いのです。

天部の服装

 天部の服装は中国風(唐代)です。インドのバラモン教の神々が中国で整理編集されたことと関係があるとされます。
 天女形は中国唐代の貴婦人の姿をしており、裙(くん)または裳(も)の上にがい襠衣(がいとうい)を着て、肩には背子(はいし)、前には蔽膝(へいしつ)を垂れています。腕は長袂衣(ちょうけつい)襯衣(しんい)鰭袖(ひれそで)を着ます。腰には緒(お)を結び、沓(くつ)をはきます。吉祥天弁才天鬼子母神荼吉尼天などの天女像の服装です。
 武将形は胸甲(きょうこう)籠手(こて)前楯(まえだて=腹甲)脛甲(けいこう)腰甲(ようこう)肩甲(けんこう)などの甲冑と天衣を付け、裳(も)の下には袴(こ)、沓(くつ)をはいています。毘沙門天などの四天王の服装です。
仏像の種類 天部全作品

吉祥天 毘沙門天

仏像の一口知識8

薬師如来
薬師如来は梵語でバイサジャグル、正式名は薬師瑠璃光如来。東方浄瑠璃界の教主。「薬師瑠璃光如来本願功徳経」に薬師如来が菩薩で修行していたとき、十二の大願を立てられました。その内容は病気を治衣食を与えるというような現世利益の強いものです。
不動明王
梵語でアチャラ、動かないことを意味する。不動使者ともいいお不動さん、お不動さまと呼ばれ親しまれている。
不動明王は大日如来の使者で、右手に剣を持ち左手に羂索(けんじゃく)を持つ。
孔雀明王
インドではコブラなどの毒蛇を食べる孔雀を益鳥として大切にしていました。毒蛇は人の世の煩悩や汚れにたとえられるので、毒蛇を退治する孔雀は神格化され孔雀明王になった。実は女性の明王
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