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解説 | 販売 | 大きなサイズの多聞天兜型 |
四天王像 | たもんてん | 持国天像 | 増長天像 | 広目天像 |
国土と国民を護る仏たち
多聞天とは毘沙門天のこと多聞天は梵語でバイシュラバナ、毘沙門天と訳されます。多聞の名が表すように仏教の教えを聞いて精通しているとされます。多くの夜叉を従え帝釈天の配下であり四天王の一体で北方を護る守護神として仏教の世界観の北倶廬洲を守護するとされます。四天王の一尊として造像安置する場合は多聞天、独尊像として造像安置する場合は毘沙門天と呼ばれます。四天王の中核をなす武神です。多聞天から毘沙門天への信仰七福神の一人でもあり、鎌倉時代以降は四天王信仰に変わって特に毘沙門天として武将の信仰を集めました。興福寺を含む大和国(やまとのくに)一帯を支配した松永久秀、延暦二十年(801)、征夷大将軍 坂上田村麻呂は激戦の末に蝦夷を平定し、毘沙門様のご加護の賜と感じ、百八体の毘沙門像を祀る窟毘沙門堂を先勝の地である達谷窟(たがや)に造り国家鎮護の祈願所とするほど大変な多聞天信仰者でありました。足利尊氏・上杉謙信・楠木正成・上杉謙信などの武将も毘沙門天を大変信仰しました。奈良県生駒郡。信貴山(しんぎざん)の毘沙門さんとして有名な朝護孫子寺(ちょうごそんし)は聖徳太子が蘇我馬子とともに物部守屋を討つとき、この山で毘沙門さまを感得し戦勝を祈ったとされます。多聞天像のお姿と持物片手に三叉戟、片手に宝塔を持つのが殆どです。宝塔は釈迦如来の舎利を意味します。東大寺戒壇院の四天王像(塑像 国宝 8世紀)の多聞天像は右手を高く上げて手に宝塔を持っています。浄瑠璃寺の四天王像(木像 国宝 平安時代後期)の多聞天像は逆に左手に宝塔を肩の位置付近に持ち右手は三叉戟を持ちます。興福寺の四天王像(木像 重文 12世紀)は鎌倉時代の作品で多聞天像は動きの激しい造形であり右手は三叉戟を持ち左手を高く上げ宝塔を持っています。当時の慶派仏師によるもので、平安期の貴族文化的な像から鎌倉期の武家文化的立体感をより強調した作風です。仏師瑞雲作 多聞天像の特徴対をなす四天王像、過去の仏像にない袖が翻ったお姿仏師瑞雲作 多聞天四天王像は独特のオリジナルパターンがあります。多聞天と広目天は左手は持物を持ち右手は下方に少し出した形で対をなしています。左手に宝塔を持ち右手は三叉戟を持つ浄瑠璃寺の四天王像(木像 国宝 平安時代後期)の多聞天像と同じお姿と持物です。腕から垂れる衣長袂衣(ちょうけつい)が右腕肘の後ろへ風にたなびき反り返っている形は日本仏像の歴史に類を見ない形で、袖を斜め下方向へ垂らすより造仏上材料の巾を節約出来ることで自然保護の観点からも有意義ではないかと考えます。また、何と縁起の良いことか神霊が降臨されたとき突然に神風がふいて袖が翻ったお姿でもあります。神仏の威徳は強大で、実際に遭遇した人でないと分からないでしょうが、神仏が降臨されるときの様は想像を絶する風が吹きます。とても過去の仏像遺品の衣のような穏やかな風に吹かれる衣ではありません。 |
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仏像名 | 多聞天像 |
生産地 | 日本 |
材質 | 木曽檜 日本産 |
制作者 | 日本人仏師 瑞雲 |
仕様 | 銘刻・木地仕上げ |
商品番号 | 身丈 頭頂 |
総丈 台座光背含む |
材質 | 彫刻度 | 特別価格 |
bisyamon10-1 | 17.2cm | 24.8cm | 木曽檜 | ★★ | ¥168,000 |
bisyamon10-2 | 20.3cm | 28〜30cm | 木曽檜 | ★★★ | ¥238,000 |
bisyamon10-3 | 23.8cm | 35cm | 木曽檜 | ★★★ | ¥330,000 |
仏像の感想とご相談漁業をしています。私の菩提寺にはかなり古い四天王像があります。この40年毎日、雨の日も風の日も毎日欠かさずお寺に朝参りしています。そのたびに本堂にご安置されて檀家や地域を守ってくださっている4体の像に手を合わせてきました。朝参りのあといったん帰宅して出直してお寺の掃除や除草をすることもあります。このたび、家業を息子夫婦が全般的に継ぐことになりましたので、わたしもこれを契機に、仏壇の中に小さな四天王様をお迎えして信仰を深め仏像にお給仕したいと思います。ネットで先生のホームページをみつけ名仏師というご活躍の方にお願いして造ってもらおうかと思っています。プラスチックで作ったような人形では気に入りません、拝めません。先生の作品は大変真面目に制作に取り組んであられるお人柄が伝わってきます。一般の家で四天王までお祀りして拝む人は少ないでしょうが、私どものような凡夫が崇敬しても差し支えないでしょうか? 山口 男性 ■回答 瑞雲 四天王様は「金光明経」に「数百万の夜叉とともに人間世界を監視し人々を護衛するでありましょう」と誓っていらっしゃいます。ということは、実は力強くたくましいお姿で人間世界に来られるわけですから、如来や菩薩さまより我々に近い存在なんです。それだけご利益も大きいのです。 この仏像は、日本では既に6世紀に信仰が始まり聖徳太子が願をかけて四天王像を祀って以来、日本がこの仏像数では一番多いです。どうぞ、お祀りされて貴家の子孫繁栄と日本の国土平安をお祈りください。 |
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特定商取引法に基づく表記 | |
すばらしい仏像の材料 | |
木曽檜材は岐阜や長野の山奥に生息する我が国しかない貴重材で、木質、耐久性に優れていて、気品と風格があり、寺院の本尊や一般家庭のお仏壇用仏像を彫刻するすばらしい材料ですが年々、大木の入手は困難になってきていますので益々木曽檜で作った作品は価値が高くなってくることが予想されます。 仏像の材料と仕上げ方法 |
仏像彫刻販売の姿勢 懇切丁寧な対応 | |
仏像ドットコムはインターネットを立ち上げてもう12年が過ぎました。インターネットを立ち上げる前は、口コミのお寺様からの注文が主流でしたが仏像販売をネットでするようになって、色々なお客様とメールでやりとりするようになりました。お客様に不安や不明な点がないように出来る限り懇切丁寧に返答しています。そうして納得していただいてから仏像を購入しておりますので、これが好評版を得て全国の寺院様お客様から感謝の声などたくさんいただくようになりました。今後もご購入お祀りされたあとなど色々なご相談や開眼、修理などアフターサービスに努めてまいります。 |
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モダンでシンプル、円空や木喰風のかわいい瑞雲作オリジナル微笑仏で心の癒しを。 |