![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
解説 | 販売 | 商売繁盛の神様集 |
仏典には説かれていない日本独自の神、蔵王権現は強力な神力で世を救う。
![]() |
![]() |
蔵王権現像 瑞雲作 木曽檜木地. 商品番号 zaou-z1 |
極彩色像最新作 商品番号 zaou-g1 動画で蔵王権現を見る |
元々は | 役行者感得した仏像の出現 奈良時代に修験道の開祖、役小角(えんのおづぬ・神変大菩薩 634~701)によって初めて祀られました。これが奈良県吉野の金峯山(きんぷせん)寺蔵王堂で、現在でも蔵王権現三体がお祀りされており、本地は釈迦如来・千手観音・弥勒菩薩の三体とされています。役行者が吉野金峯山に籠もり、迷える衆生を救う神々を顕現するため祈ったところ最初にまずお釈迦様、次に千手観音、次に弥勒菩薩が顕れ(他説あり)ましが、役小角はもっと強い神を望みますと忿怒形の蔵王権現が出てきたので、そのお姿を行者自ら桜の木の彫ったという伝説「役行者絵巻」があります。金剛蔵王菩薩ともいいます。 吉野山と西行 吉野山と桜が結びついたのは役行者が自ら体得した蔵王権現像を彫ったときからで、以来、桜の木は神木として崇められ切ることはおろか枯れ葉も焚き物にはしなかったといいます。 吉野の桜の美しさは、尾根から谷へかけて下の千本、中の千本、上の千本、奥の千本と順に咲き続けることで西行の時代も同じ景観であったでしょう。西行以前は、吉野山は山岳信仰の霊地として人々は滅多に近づけなかったためです。 なにとなく春になりぬと聞く日より 心にかかるみ吉野の山 「西行物語」によれば、出家してしばらくは離れがたかった都を「山林流浪の行をせんとおもいて」吉野山へ旅立ったのでした。白洲正子著「西行」によれば「花に心をかけて歌を詠むがため」とあり桜を訪ねて歌を詠むためでありました。 誰かまた花をたづねて吉野山 こけふみわくる岩つたふらん 鎌倉時代の「西行物語絵巻」は寂しい木立の中を苔踏み分けて行く孤独な姿を描いています。都は桜の花盛りでしたが、さすがに山の春は遅く、桜の枝に淡雪が降りかかっているのを花と間違えてしまったのです。 吉野山さくらが枝に雪ちりて 花をそげなる年にもあるかな 以来、西行が毎年のように吉野山にいるのはこの山に庵を結ぼうと決心したのあろう。吉野山の桜を詠んだ歌は六十首にのぼります。 |
信仰 | 金峯山、葛城山を中心に平安期以降密教が盛んになるにつれ全国に広がって蔵王権現が祀られ、今でも熱烈な信仰を受けています。 |
仏像の形 | 岩上(金峯山山頂の涌出岩)に三鈷杵(さんこしょ)を持った右手を振り上げ、剣印(けんいん)という印を結んだ左手を腰に据え、右足を高く踏み上げています。一面三目二臂。仏典には説かれていない仏像で日本独自の神。 |
当ページ作品 極彩色像 |
修験道の開祖、役行者によって開かれた鳥取県三佛寺には重要文化財 平安時代 三佛寺投入堂正本尊が伝わる。修験道で平安時代から盛んに信仰された蔵王権現は役行者が金峯山(きんぷせん)上で感得したと伝えられ、牙を出した忿怒形ですが顔は丸みを帯び感情を抑えた小ぶりな造りで腕も女性的な肉付き、平安時代後期特有の忿怒像です。また、同時に人気なのが奈良、如意輪寺蔵王権現(木造・重文・鎌倉)で極彩色が鮮やかに残る鎌倉時代の源慶作品です。 当ページ作品は女性的な平安時代後期特有の忿怒像体型に鎌倉時代源慶風の写実を加えた極彩色像です。体色の黒色焼き群青と天衣の白緑色の対比が写実的で誠に美しい。 |
ご利益は | 魔障除去 怨敵退散 所願成就 商売繁盛(売り上げ倍増 ※著者の私信) 事業繁栄 |
お祭りする場所 | 神棚 お仏壇 厨子 |
著名な蔵王権現像 | 吉野如意輪寺蔵王権現(木造・重文・鎌倉) 京都広隆寺像(木造・重文・平安)上半身は裸形 鳥取三仏寺像(木造・重文・平安)など |
門下の作品紹介 | 準備中 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
仏像名 | 蔵王権現像 |
生産地 | 日本 |
材質 | 木曽檜 日本産 |
制作者 | 日本人仏師 瑞雲 |
仕様 | 銘刻・木地仕上げ |
商品番号 | 身丈(頭頂) | 総丈 | 材質 | 彫刻度 | 特別価格 |
zaou-z0 | 17.5cm | 24cm | 木曽檜 | ★★ | ¥168,000 |
zaou-z1 | 21cm | 29.5cm | 木曽檜 | ★★★ | ¥268,000 |
zaou-g1 | 28cm | 40cm位 | 極彩色 | ★★★ | ¥850,000 |
彫刻度★普及仕上げ ★★極上仕上げ ★★★最高仕上げ
関連仏像販売![]() 半跏思惟弥勒像は右足を曲げて左膝の上に置き、頬に右手を当てて下生の日にそなえて、いかに人々を救うかという思索にふけるお姿で飛鳥時代、奈良時代に作例が多いです。この作品は広隆寺弥勒菩薩半跏思惟像を瑞雲流にオリジナルにした仏像です。 ![]() 千手千眼観世音菩薩、千臂千眼観世音菩薩ともいい、略して千手観音。この仏像は観音の中でもひときわ功徳が大きいので観音の王、「蓮華王」とも呼ばれ、千の手と千の目を持つとされます。不空羂索観音の次に登場した変化観音です。 ![]() 白山は石川、富山、岐阜、福井にまたがる連峰で最高峰の御前峰(2702m)は常に雪をいただいた美しい姿から富士山、立山と並び三名山に数えられます。その霊地にいらっしゃる女性の仏像で権現様といえば白山権現です。 |
|
仏像販売購入ガイド | |
■ご注文方法 詳しくはご注文方法 ■お支払いについて 現金書留、郵便振込、銀行振込前払い(3%引き)、代引き、クレジットカード(表示価格)から選択出来ます。詳しくはお支払いについて ■手数料について 現金書留、銀行振込、郵便振替手数料はお客様負担。代引き手数料は無料。 ■消費税について 表示価格に含みます。 |
■返品交換について ご注文いただいた商品と違った商品、破損品が届きましたら交換させていただきます。詳しくは 返品・交換、キャンセルについて ■個人情報の保護について お客様の個人情報は、当店からのご連絡、配送のみに使用し、第三者に譲渡、漏洩しません。 |
■お届けについて 在庫のある商品は4日〜10日くらいで発送、ご注文品など受注後製作する商品は2週間〜一ヶ月くらいのお時間を頂きます。ご注文後に納品予定日をお知らせ致します。詳しくはお届けについて ■送料について 送料無料(5,000円以上お買いあげ)、5,000円未満のお買いあげ お客様負担 詳しくは送料について ■配送業者ヤマト運輸 |
■お問い合わせについて 常時お問い合わせを受け付けております。 [お問い合わせフォーム] (〒289-1104) 千葉県八街市文違301−2074 東洋仏所 松田 瑞雲 電話 043−444−6691 |
特定商取引法に基づく表記 | |
岐阜や長野の仏像材料 | |
木曽檜材は岐阜や長野の山奥に生息する我が国しかない貴重材で、木質、耐久性に優れていて、気品と風格があり、寺院の本尊や一般家庭のお仏壇用仏像を彫刻するすばらしい材料ですが日本の林業が不景気のため年々、大木の入手は困難になってきていますので益々木曽檜で作った作品は価値が高くなってくることが予想されます。 仏像の材料と仕上げ方法 |
「一刀一礼」の手彫り | |
仏像の美しさ、彫刻の迫力、神仏の霊気の三つが一体となった仏像彫刻を目指す流派の創始者、宗家、仏師 松田瑞雲は「一刀一礼」の手彫りによる彫刻を続けており、お客様に真の心の安らぎと喜びをもたらしています。 仏像の種類としては仏師(日本人)による手彫り作品、機械彫り流れ作業の外国大量生産品、型に流し込んだコピー像(金物、プラスチック)の3種類があります。仏教の思想「草木成仏論」からいえばお祀りするには木彫作品が良いのです。在庫のある既製品よりは、細かくデザインや使用について要望を聞いてくれる仏師に製作依頼するのがベストです。蔵王権現像など日本独自の作品など世界に二つとない仏師による芸術作品を子孫のために残しましょう。 詳しくは仏像購入のポイント |
|
||||||||
![]() ![]() |
モダンでシンプル、円空や木喰風のかわいい瑞雲作オリジナル微笑仏で心の癒しを。 |