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七福神像
仏像事典写真画像付き

瑞雲作オリジナル七福神
画像をクリックすると詳しく作品が見られる大画像ページにいきなり飛びます。
下方のリンクは仏像事典解説ページに行きます。

毘沙門天   弁財天 弁才天  恵比寿天 恵比寿神  大黒天  福禄寿
    寿老人   布袋  

宝船に乗った像他、最近は各地で七福神巡りなど庶民の信仰をあつめております。

目次

瑞雲作品(法華寺蔵)

七福神信仰について

 七福神は室町時代の末期頃、農民や漁民の民間信仰として成立しました。七福は「仁王経」の七難七福という言葉が語源とされ、経典の「七難即滅 七福即生」とは日月の難、星宿の難、火災の難、水害の難、風害の難、干ばつの難、戦乱盗賊の難の七難がたちどころに消え七福が生ずるということであります。七つの福徳をそれぞれの神に配しております。大黒天、毘沙門天、弁才天は仏教から、寿老人、福禄寿、布袋は中国道教、恵比寿神が神道から来ております。
 七福とは定かでないが、江戸時代初期、上野寛永寺の開祖である天海僧正は徳川家康に
寿命 寿老人
有福 大黒天
人望 恵比寿神
清廉 布袋和尚
威光 毘沙門天
愛嬌 弁才天
大量 福禄寿
の七つの福徳が必要であると説いたので、家康は人心を鎮める方策として七福神信仰を採用したとされます。
 江戸時代中期頃になると江戸中に七福神を祀る神社仏閣が建てられるようになり、江戸時代末期頃には全国に広がって、正月の松の内に巡拝する七福神巡りなど盛んに信仰されるようになりました。宝船に乗った絵を枕の下に敷いたり、床の間に飾ったり、商売繁盛の縁起物としても喜ばれるようになりました。

下方のgif画像は門下作品(岡田瑞慶作)

毘沙門天


毘沙門天へ
お姿 多聞天とも呼ばれ、忿怒形で二臂像。右手に宝棒、または鉾、宝剣など、また左手に宝塔を持つ。岩座、二邪鬼(尼藍婆・毘藍婆)などに乗る。
ご利益 右手の鉾は悪霊を退散させ、左手の宝塔は一切経の宝蔵を示し、無量の智慧を授ける。仏教守護・智慧・開運福徳・出世


弁財天 弁才天


弁財天 弁才天へ
お姿 唐服を着て左手に琵琶を持ち右手で弾いています。非常に容姿端麗で二臂像、八臂像の他、鎌倉の江ノ島弁天のような裸体像もあります。
ご利益 芸術・芸能・文学・弁舌・学問の才能と幸運授与、金銀財宝授与

恵比寿神


恵比寿天へ
お姿 烏帽子をかぶり、狩衣指貫を着る。右手に釣り竿、左手に大きな鯛を持つ。岩座。
ご利益 水と縁があって、海上交通安全、漁業、水商売守護。
流動的サービス業守護、貿易、商売繁盛

大黒天


大黒天へ
お姿 頭に大黒頭巾をかぶり右手に小槌、左手に大きい袋を持ち肩に背負っています。米俵に乗るのが一般的。詳しくは大黒天のページ参照。
ご利益 金運良好・資産増加・開運出世・家内安・子孫繁栄等代表的福の神

福禄寿


福禄寿へ
お姿 長い頭が特徴で1500才の寿命を持つ鹿を伴う像がある。宝珠や長寿の象徴桃を持つ像もある。
ご利益 長寿・富貴繁栄

寿老人


寿老人へ
お姿 寿老人は中国道教の南極老人星の化現。白髭で杖か軍配を持ちます。福禄寿と異名同神。
ご利益 長寿・諸病平癒・富貴繁栄

布袋和尚


布袋へ
お姿 弥勒菩薩の化身といわれ、実在した中国唐代の禅僧。肥満体で生涯定住せず、子供と戯れたといいます。我が国では黄檗宗に属します。肩に掛けた大きい袋を堪忍袋といって、寛容で度量の大きいことを表します。大黒様の福袋とは違います。
ご利益 人格形成・富貴繁栄

門下作品紹介

作品 岡田瑞慶作品---京葉教室(木曽檜材)
大島武男作品---京葉教室(木曽檜材)

リンク

リンク募集中
全国七福神巡り 全国のめぐりコースを紹介。かっぱ神(神奈川県大和市)などめずらしい巡りもある。
三浦七福神 神奈川県三浦市 「三浦」を紹介・
公開 七福神像 戦後の一時期 質店を営んでいた時の品だと思われます。 得地さんのお宝紹介。

相互リンク推奨

七福神像 仏像販売

七福神瑞雲作オリジナル

写真は瑞雲作オリジナル七福神像(たまご神)・商品番号sitifuku-1
32cm×15cm×16cm
仏像名 七福神像
生産地 日本
材質 木曽檜 日本産 
制作者 日本人仏師 瑞雲
仕様 銘刻・木地仕上げ

七体一組彫刻販売価格
(瑞雲作銘刻、木曽檜木地仕上げ、業者数量割引あり。価格は予告なく変動します。
お姿、寸法、極彩色等をご指定の場合はお見積もりをご利用ください。
商品番号 身上(頭頂) 総丈 材質 彫刻度 通常価格 特別販売価格
sitifuku-1 9cm 16cm 木曽檜 ★★ ¥700,000 ¥432,000
価格改定 平成30年12/24
価格改定平成15年5/10

彫刻度★普及仕上げ ★★極上仕上げ ★★★最高仕上げ

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千葉県八街市文違301−2074 
東洋仏所 松田 瑞雲
電話  043−444−6691   
特定商取引法に基づく表記
仏像の材質について
木曽檜材は日本の木彫像(国宝、重文など)に古来より使用されてきた最高の彫刻材です。かぐわしい香りがして木肌の色艶が美しく、時代が経つほど檜の良さがでてきます。また、檜は「火の木」ともいわれ、陽運を起こす縁起の良い陽木ですから一般家庭のお仏壇用、会社事務所などの守護仏などには最適です。

実は元々、福禄寿のかわりに吉祥天七福神に加えられていました。

吉祥天霊験記1

貧乏で仲間王族のために宴会を開けない王族の女が吉祥天女像に祈願し富貴になった話。
   
 今は昔、聖武天皇の御代に王族の間で順番に宴会を開く習わしがあった。さて、ここに貧乏で宴会を開けない王族の女がおり、奈良の左京にあるお堂の天女像に「宴会の食膳をととのえる資材もありません。どうぞ、私を哀れんで資材をお恵みください」と祈った。
 すると、何日かして以前王族の女を養育した乳母がたくさんの宴会用の食物、食器など38人の使いの者に担がせて持ってきた。女王族は大変喜び王族を招待して宴会を開いたが、今まで以上に立派な宴会だったので、皆喜び、ある者は着ている衣裳を女に与え、ある者は銭、絹、布など贈った。女王族は「これも乳母のおかげ」と思い、もらった衣裳を乳母に与えると乳母はこの衣裳を着て帰って行った。
 その後、女王族は「天女像にお礼参り」と思い参詣すると、乳母に与えた衣裳が天女像に着せてあった。不思議に思い、帰ってから乳母に尋ねたが、乳母は飲食を贈った覚えはないと答えた。これを聞いて女王族は涙ながらに「さては天女様が私をお助けくださったに違いない」と思い、いっそう吉祥天像を信仰するようになった。
 これ以後、女王族は大変富裕になり、これを聞いた人は「まことに不思議なことだ」と天女さまを尊んだという。
(今昔物語巻17の46)

吉祥天霊験記2

貧乏役人が吉祥天像に祈願して取れども尽きぬ米袋をもらい富貴になった話
  
 今は昔、越前の国に生江世経(いくえのよつね)という貧乏役人がいた。生江世経は若い頃、食べる物にも事欠く有様だったが、天女像に「天女さま、どうかお助けください」と祈願した。 しばらくして美しい女性が尋ねてきて、「米三斗」と書いてある文書を持ってきた。美しい女性の言葉に従い北の高い峰に昇り、角が一本生えた恐ろしい鬼から、取れども尽きぬ米袋をもらった。この米袋は一斗を取って使うと、また米が出てきて尽きることがなかったので、いやというほどの資産家になった。
 真心込めて吉祥天にお仕えする人はこのとおりである、と語り伝わっている。
(今昔物語巻17の47)
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